暖かくて動きやすい、DFGのライディングウエア「ウインターライドシリーズ」に新作となるジャケットとパンツが登場。その着心地を確かめるべく、自走で九州まで行ってきちゃいました。
PHOTO/Hiromu Inoue
待望のジャケット、動きやすさはどうか
DFGのウインターライドシリーズには、元々オフロード向けのパンツ「ウインターライドパンツ オフロード」が登場していました。ジャケットはラインナップされていなかったのですが、上下揃えて着たい! というライダーたちの声からジャケットが誕生。防風機能のあるストレッチシェルで全体をガードすることで走行時の暖かさを確保し、肩周りのプリーツによって動きやすさも兼ね備えています。
DFG
¥25,300(税込)
カラー:ブラック
サイズ:S、M、L、XL、2XL、3XL
動きやすさの最大の理由はこの肩回り。腕や胸部、上半身の動きに繋がる肩部分にプリーツが入っており、前傾姿勢になっても突っ張り感を感じない作りになっています。
胸部にはポケットを装備。手のひらがスッと入る広さで、財布や小物が入れやすいです。胸部ポケットって取り出しやすくて、なにかと便利なんですよね。
首元はファスナーで開閉。手首部分はベルクロでサイズ調節が可能です。ツーリング時の冷えの原因となる風がウエア内に入ってこないよう、隙間なく留めることができます。
ジャケット内側にはオプションで購入可能な胸部プロテクターを取り付けることができます。プロテクターとジャケットが一体型なのも、動きやすさのポイントの一つです。
DFGでは、レイヤードを意識した「DFGネオフィットシャツ サーマル」があります。今回の九州ツーリングには、こちらのインナーを着用。
さらに、ダウンジャケットを中に着込む用意もして行きました。ミドルレイヤーを追加するならダウンかフリースがおすすめ。インナーの上に着込んでも若干余裕を感じられるサイズ感です。これでどこまで耐えられるのか!
よりツーリングを意識した「ウインターライドパンツ トレール」
DFG
¥22,000(税込)
カラー:ブラック
サイズ:30、32、34、36、38、40
すでに登場していたブーツインタイプのオフロードモデルとは異なり、トレールモデルはブーツアウトタイプになっています。太めに設計された裾は、オフロードブーツを外から覆うことが可能。裾口はファスナーで開閉できるため、ブーツの脱ぎ着も簡単にできます。
膝の内側には耐熱レザーが配置されているため、ニーグリップでウエアが溶ける心配はありません。
左右についた腰の絞りでフィット感を調節できます。

左:ウインターライドパンツ オフロード、右:ウインターライドパンツ トレール
ブーツインタイプのオフロードモデルと、ブーツアウトタイプのトレールタイプを比較してみると、見た目の印象が大きく変わりますね。印象がガラリと変わるため、それぞれの着こなしを楽しむのも良いです。

DFGウインターライドパンツ オフロード
オフロードモデルは太もも部分にインテークがついており、走行時に暑さを感じたら空気を取り入れ、涼しさを感じることができます。

DFGウインターライドパンツ トレール
一方、トレールモデルにはインテークがありません。その分、ツーリング向けとして、膝内側のレザー部分が幅広く作られ、オフロードモデルよりもポケットの作りがしっかりとしている印象。
また、オフロードモデルは股部分にギャザーが入っており、オフロード走行時に求められる運動性が高められています。

上:ウインターライドパンツ オフロード、下:ウインターライドパンツ トレール
トレールモデルと比べ、オフロードモデルは腰部分にもギャザーが入っており、お尻を突き出す動きに対しても余裕があります。競技用のモトクロスパンツに近い作りで、シッティングとスタンディング姿勢を繰り返すオフロード走行が意識されています。
秋晴れの心地良い日、いざ九州ツーリングへ
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