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CT125・ハンターカブなら、身長150cmの美環氏も林道デビューできちゃった話

こんにちは、美環(みかん)です!

最近キャンプや釣りなどアウトドアに興味があって、オフロードバイクに興味深々なんです! と、そんなことを考えていたら「ハンターカブで林道を走ってみませんか?」とタイムリーすぎるお仕事をいただけちゃいましたー!

いろんなバイクに乗るお仕事をしてきましたが、身長150cmの美環氏が乗れるオフロードバイクがなく……これまで林道ツーリングだけはやったことがなかったのです。

ところが! CT125・ハンターカブにオフロードタイヤを履かせていれば、私でも林道が走れたのですっ!

林道を走る時はプロテクターが必須!

FOX ユース レースフレーム ルースト
品番: 24267-001 (ブラック)
価格 : ¥16,500(税込)

林道だけじゃなくて、バイクに乗るときはいつも装着した方がいい胸部プロテクターです! 私、美環はJMCA(全国二輪車用品連合会)のボディプロテクターイメージキャラクターにもなっているんですよう! 皆! 胸部プロテクター着けて走ろうぜっ!

たくさん穴が空いていて通気性が高く、軽くて動きやすかったです。普段装着しているロード用の胸部プロテクターよりも保護する面積が大きいので、安心感も抜群でした! あと胸のキツネちゃんがかわいいっ!!

オフロードのプロテクターに女性用はあまり用意されておらず、小柄な女性はユースサイズがオススメですっ!

DFG アクシス エルボーガード
品番: DG0803-1105 (ユース/レディース)
価格 : ¥3,520(税込)

胸部だけでなく、肘にもプロテクターを装着します。林道で転ぶと肘から地面に落ちることが多く、擦りむいてしまったりします。林道には尖った石や枝がたくさん落ちてますから……油断大敵なんです! あと道の傍から飛び出している枝なんかも、当たると地味に痛いんですよ……。

肘の内側でクロスしているストラップのおかげで、しっかり固定されていて、運転操作に集中することができましたっ!

DFG アクシス ニーシンガード
品番: DG0803-3105 (ユース/レディース)
価格 : ¥3,520(税込)

はい、もちろん膝プロテクターも装着します。膝だけでなく、スネまでカバーしてくれるものが安心ですね。転倒時はもちろんですが、林道では前のバイクのタイヤが石を蹴飛ばして、後続のライダーに当たってしまう、なんてこともあります。3本のストラップが膝の上下で固定してくれているので、走行中にズレてしまうこともありませんでした〜。

FASTHOUSE オフロードグローブ-ブラック
品番: 4040-0008 (Sサイズ)
価格 : ¥6,380(税込)

オフロード用のグローブって、オンロード用に比べてプロテクションが少ないですよね。これはブレーキやクラッチの繊細なレバー操作を可能にするためなのだそうです。暗黒騎士って感じのデザインでめっちゃかっこよいー!

ZETA アドベンチャーアーマーハンドガード CT125専用
品番:ZE72-6031 (ブラック)
価格:¥13,640(税込)

そんな無防備な手や指をしっかり守ってくれるのは、ハンドルに装着しているハンドガードです!

ZETA エンジンプロテクション アンダーガード CT125
品番:ZE55-8130
価格:¥18,150(税込)

守らなきゃいけないのは自分の体だけではありません。まずはバイクの心臓部こと、エンジン。自分の前輪が蹴飛ばす石をもろに受けてしまう場所なので、こちらもしっかりガードしてあげます。アルミ製で軽いのに、ごっついの!

ZETA ヘッドライトガード
品番:ZE52-4200
価格:¥8,580(税込)

飛んできた石などでヘッドライトが割れてしまわないように、ヘッドライトを保護してくれるガードまであるんです。

カブで林道を走るコツを伝授しちゃうよ!

まともにオフロードを走るのは初めての美環氏。まずは基本的な乗り方をレクチャーしてもらいました〜。先生(カメラマンさん)のクロスカブを使っておさらいしてみますっ!

シートには座らず、スタンディング。つまりステップに立って乗ります。シートに座っていると、地面の凸凹を全部お尻で受けてしまって、体が揺られて疲れてしまうんだそうです。

加速する時や坂を登る時は、腰から折り曲げて、上半身はハンドルに覆い被さるようにします。こうすることでバイクが加速する時のGにも体が遅れないようになります。フロントフォークの延長線よりも前に頭が来ていると良いそうです!

オフロードバイクは通常、足の内側でフレームをしっかり抑えてバイクをホールドします。これを「くるぶしグリップ」と呼ぶそうです。しかし、カブはシフトペダルやエンジンの出っ張りなどで、うまくホールドできません。

なので、膝でシートをしっかり挟んでマシンをホールドします。こうすることで加速時にも体が遅れないように姿勢を維持できます。

レバーを操作する指は、人差し指か中指の一本が理想なんですって。こうすると繊細なレバー操作ができて、さらにグリップもしっかり握ることができるんです。

アクセル操作にもコツがありますっ。アクセルを開けるときに勢いよくガバッと開けてしまうと、タイヤに急な力がかかり、滑りやすくなるんだとか! だからアクセルを開ける時は優しく、ゆっくり開けてあげてくださいねっ。

あとはタイヤの空気圧。特に大事なのは実際に路面を掻くリアタイヤです。通常CT125・ハンターカブの規定空気圧は2.25kgf/㎠ですが、これを1.0kgf/㎠くらいまで落とします。こうすることでよりタイヤが潰れるようになり、グリップが増すんだそうです。

でも気をつけなきゃいけないのがパンク!

空気圧を落とすと、パンクしやすくなっちゃいます。なので走る時にこんな尖った石を踏まないように走るラインをタイヤ一本分まで考えて走るんだって! すごい!

こういう尖った石には気を付けよう!

準備ができたら実際に走ってみるよ!

やっちゃうぜ?

まずは平坦な砂利道からスタート。林道にはセンターラインはありませんが、普通の道路と同じように左側通行を心がけましょう。林道も公道ですので、対向車が来ることを想定して安全な速度で走りましょう。

林道には制限速度の標識はありませんが、道幅の広さなどによって制限速度が決められています。ちなみに山梨県では20km/hに設定されているそうです。

ガードレールのない、落ちたら終わりな崖なんかもたくさんあります。スピードの出し過ぎには注意しましょう〜〜!! ひぇー!

見て見てー!
ちゃんとスタンディングできてるよっ! かっこよくない?

写真じゃ伝わりにくいけど、けっこー登ってるんだぜ、これ……!

途中に水切りのゴムが設置されてたりすることがありますが、そういう時はゴムに垂直にタイヤを当てて走れば滑りにくいんだそうです。この上で急にアクセルを開けちゃうと、リアタイヤが横滑りしちゃうので注意〜。

時にはこんな岩盤が剥き出しになっていることも……。これの上もツルツル滑るよ〜〜。

こういう道は避けて走るぞ。

大自然を感じますなぁー!

初めて林道を走りましたが、今回林道走行の極意を教えて下さった先生(カメラマンさん)の教えを活かして、悪路に合わせた走りをすれば、意外と滑ったりバランスを崩したりすることもなく安定した走りができるんですね。勉強になりました。先生ありがと~。

あとは今回乗ったハンターカブ、林道でもとっても乗りやすかったッス! カブはクラッチレバーがなくてエンストもしないから、初めての林道には持って来いのバイクでした。学んだことを忘れないうちに、近々またカブで林道に行きたいな! この記事の人気が出ればきっと続編林道記事のオファーが来るはず!皆いっぱい読んでね~!

林道でも自撮りを忘れない美環氏であった〜〜。

フーン!! 空気を入れるぞー! おりゃ~!

林道を走り終わったら、落とした空気圧を戻すのをお忘れなくっ!

  • この記事を書いた人

アニマルハウス

世界でも稀な「オフロードバイクで生きていく」会社アニマルハウス。林道ツーリング、モトクロス、エンデューロ、ラリー、みんな大好物です。

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