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47歳中年オヤジ、オフロードにハマる vol.3「ダマされたと思ってミニバイぱにっくに出てみた 〜レース編〜」

こんにちは! 秋にCRF125Fを買ってオフロードバイク人生がはじまった47歳サガヤンです。前回ミニバイぱにっくのための準備を終えて、いよいよレースです!!

 

なんか変な人がめっちゃいる……

僕が住んでいる東京からミニバイぱにっく会場の愛知県瀬戸市DMGまでは、クルマでだいたい4時間くらい。僕のCRF125Fと、スペイシー125の修理を諦めた編集部のTT-R50Eを積んだキャラバンで、早朝ドライブです。ミニバイぱにっくは前夜祭もめちゃくちゃ盛り上がるらしいんですが、都合により参加できず。というか、バイクの準備が間に合わなかったからですね、ハイ。高速を降りるとミニバイぱにっくに向かうとおぼしきトランポを見かけるようになるんですが、オフロードのレースでしたよね? なんかスクーターとか、カブばっかりなんだけど大丈夫かな……。

会場についてみるともっとおかしい人ばかりでした。これは……なんなんでしょう。ポケバイらしいです。本当にオフロードバイクのレースなのか心配になってきました。

懐かしいストリートマジック。こっちもロードタイヤのままだし、会場でサイレンサー(じゃなかった、これはただのモンスターの空き缶だ!)装着中だし。てか後ろのバイクは一体……。

パリピ孔明コスだそうです(編注:中央、濱原颯道さん @Sodo_hh JSB1000クラス2022年ランキング6位です。左は小玉絵里加さん @Erika_Kodama 全日本トライアルトップライダー。右のたぬきはあえて触れないでおきましょう)。

このテ🌑ガマン、めちゃくちゃ速かったです。まわりから「あのテ🌑ガ、はえぇ!」とか聞こえてくるんですけど、ちょっと意味がわからなかった。

ヨツバモトに乗った子供達もたくさん。なんていうか自由すぎる!

 

車検なんてなし、用意されたゼッケンを貼るだけの超絶ゆるふわレース

レースってどうやって出るのか、そんな初心者目線の記事をお送りしたいと思っていたんですが、行ってみたら手渡されたゼッケンを貼るだけでした。ちなみにこのゼッケン、厚手のバイクグラフィック用のシール素材で作られていて、おみやげとしても優秀でした。ミニゼッケンもついてくるのでスマホに貼ろうっと。

集合写真に参加したら……

スタート地点に並びます。見てくださいこの大量のひとたち。みんな和気藹々としていてレースって雰囲気はまるでないです。目立ったひと勝ちって感じ。

それ、前見えてんの?

僕、サガヤンは白いSHIFTウエアを着ております。なんだかんだいって緊張してきた……。

いざスタート! スタートって感じじゃなくて少し緊張ほぐれます。100人くらいで林道にツーリングにいこうって感じなんだな。これはいいですね。なんだ、やっぱりハードエンデューロっていったってこういう初心者向けのものだから、林道ツーリングみたいなものなんだ、とこの時は思っていました。

が、スタートして50m、この笑顔が見えた瞬間に……

これもんです。みんな押してるじゃーん!

バイクの排気音と同じくらい、笑い声が聞こえてくる。

お、女子高生も走ってるじゃないですか!

ちがった……。

ひいい……。ダマされた。マジで騙されたヤツでした。押しごと捗る、とかうまいこと言ってる場合じゃないんですよ!

 

普段の生活ではまったく感じ得ない達成感!!

慣れてくると、次第にバイクに乗っていられる時間が増えてきました。そもそも僕はバイクで転けるのがいやなので、異常に転倒が少ないんです。だからこういうレースは得意なのかもしれません。テクニックは無いけど、根性だけで乗り切れる系です。怖かったのは下りですね。とにかく急坂を下るので、腕で突っ張ってしまって腕が常に疲れました。これが腕上がりってやつですか(違う)? あとから急坂を見に行ったら、全然たいしたことなくて自分にがっかりしました。

走っている内になんとなく編集部がこのレースを推す理由もわかってきました。会場のグルーブ感が凄いんですよね。おかもちつけてレースに出ちゃう人もいたりしますし。

パドックにはDJいますし。

キッズや初心者は積極的に助けるムードがとってもステキ。

僕より圧倒的にウマイ、ヨツバモト軍団。

とりあえず、僕をダマしたライドハック編集部は許しませんが、レースはものすごく楽しかったです。心から、次も出たいって思っています。走ってるときは二度と出ないって思ってましたけど。

急遽TT-R50Eで参戦することになった編集部は、100%押してました。ざまあみろ。

 

バイクは全然傷んでなかったですよ!

  

後日、東京に戻って腕の痛みがとれないまま後片付けに勤しみました。しっかり変えていったハンドルや、ハンドガードのおかげでまったくバイクには損傷なし。やっぱり準備は大事ですね!!

しつこい瀬戸の泥もFlat-LABのバイクウォッシュで洗い流します。

水で流したらマキシマのSC1でシリコンコーティングして…

吹き上げてから…

ブロワーで細かい水分を飛ばします。

UNITのC5025 スイングアームリフトスタンドを使うとリアタイヤをすっと浮かせられるので便利。

さっとマキシマのチェーンワックスで注油。この一連の後片付けルーティンは、編集部推奨です。ぜひまねしてみてください!

  • この記事を書いた人

アニマルハウス

世界でも稀な「オフロードバイクで生きていく」会社アニマルハウス。林道ツーリング、モトクロス、エンデューロ、ラリー、みんな大好物です。

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