キッズ・ファミリー ヨツバモト レース

発売直前のWOOFが参戦! JNCC Rd.7 サンドバレー八犬伝  FCX CXクラス 750W=1馬力の電動バイクでどこまでエンジンバイクに太刀打ちできるのか?!

生粋のヨツバライダー3人がWOOFプロトタイプで参戦

先日ご紹介した、JNCC FCXの50ccクラス=CXクラスに、発売直前のWOOFのプロトタイプが3台エントリー。ライダーは開発ライダーでもある#19ソウマ選手&#7コタツ選手。そして、先日公開されたWOOFのプロモーションムービーで、日浦大治郎選手と一緒にモタードのパートを盛り上げてくれた、#4グンセイ選手の3名。

3人とも、ヨツバモトMeowでバイクキャリアを始めた、生粋のヨツバライダー。現在は各々エンジンバイクを楽しんでいます。

2020年に、ソウマ選手とコタツ選手がそれぞれ、WOOFでPWクラスにテスト参戦して優勝したことはありましたが、上級クラスであるCXクラスにおいて、軽量だけれど非力なWOOFがどのくらい通用するのか、開発デザイナーとしてはドキドキです。

WOOFのトップスピードは40km/hなので、直線が長いコースや、長い登り勾配のコースなどは不利です。しかし、JNCC FCXのコースは通常、直線が短くコーナーが多いため、加速の鋭い電動バイクであるWOOFにとっては悪くない組み合わせだと思います。

ただ、今回のコースはサンド質のフカフカ路面。パワーを奪い取られるコンディションに、細いタイヤ。
うーん、やっぱり、心配。

いよいよ、スタート!

PWクラスとCXクラスの車両13台が横一線に並びます。

みんな、気合十分。

さあ、いよいよスタートのフラッグが振られました!

 

 

 

 

 

#19ソウマ選手はミスして左右に振られていますね。やはりサンドは難しいのか?

#7コタツ選手、#4グンセイ選手がグっと前に出ます!電動バイクの加速性能が活きてます。

 

そのまま、#7コタツ選手が先頭で1コーナーに突入。ホールショットをゲット。

2番手は#4グンセイ選手が続きます。

 

 

序盤で、順位が入れ替わり、#4グンセイ選手がトップに立ち、WOOFが1位と2位をキープ。

 

転倒者続出…こういう時、電動でよかったと思います

パッと見は、平坦でイージーなコースに見えますが、これがなかなかに手ごわい。
見た目よりも深い砂が、ライダーたちを苦しめます。


フカフカサンドに前輪をとられて、まっすぐ進むこともままなりません。

 

 

フカフカサンドは本当にフカフカです。
特に、タイヤが小さいキッズバイクには酷なコンディションです。いつもの感覚でブレーキをかけると転倒してしまい…

そして、地面のコンディションの悪い場所で重いバイクを起こすのは、キッズには大変です。さらに、エンジンの再始動を行うのはさらに大変。

しかし!

WOOFは24.5kgと軽量なので、転びそうになっても支えることが容易ですし、転んでしまっても起こすのもカンタンです。

さらに、エンストしないから、再始動の必要なし。すぐに走り出すことができるのは、今回のようなレースでは大きなアドバンテージです。

 

グンセイドリフト

プロモーションムービーでモタードのパートに出演してくれた#4グンセイ選手は、ロードレースも大好き。

モトGPのレースは欠かさず視聴しています。

 

そんなグンセイ選手ですが、ミニバイのハードエンデューロ「ミニバイぱにっく」にも参戦し、大人に交じって完走してしまう猛者なので、悪路も大好物。

グンセイ選手が挑んだ、ハードエンデューロの様子はコチラ↓

フカフカサンドを美味しくいただきながら、豪快なスライドを披露。インもアウトも自由なライン取りで気持ちよさそうに疾走。

無転倒で、次々と他のマシンをラップしていきます。

 

WOOFがワンツーフィニッシュでデビューウィン

レース時間は8分+1周。
結局、#4グンセイ選手は終始1位をキープし続け、2位以下を全員ラップの圧勝でした。
2位は同じくWOOFをライドする#7コタツ選手、転倒は1回。#19ソウマ選手は転倒多数で5位でした。

今回、コースとバイクの相性が良かったわけですが、それでも発売前のWOOFで好成績を残すことができて、開発デザイナーとしてはホっとしています。
たった750W=1馬力しかないバイクですが、軽さを活かした戦いを見せてくれたライダーたちに感謝。

レース後、報酬としてJNCC会場の屋台で400円のカキ氷を振舞いました。

番外:姉弟でWOOFのムービーに出演なのです

今回、大活躍してくれた、#4グンセイ選手の姉、#113ソラミ選手。
日曜日のレース「キッズ&トライ」クラスに参戦。
コースも大きく、競技時間も50分と、大幅にスケールアップ。
マシンはカワサキのKX65

小学5年生のソラミ選手は、雄大なコースを堪能していました。

 

 

このソラミ選手。
2019年の春に東京モーターサイクルショーに出展した、WOOFの最初のプロトタイプのプロモーションムービーのライダーなのです。

こちらも、ぜひご視聴ください。


プロトタイプのWOOFと製品版のWOOF、こうして見ると、けっこう変わっていますね。この頃から共通しているパーツは、ゼッケンプレート、スロットル、ブレーキ、グリップ、フットペグだけ!
WOOFロゴも丸っこくて可愛すぎましたね。

  • この記事を書いた人

たちごけ

愛車はBETA EVO 2T、YZ250X、ハスクバーナのスヴァルトピレン401。 好きな動物は猫と亀。好きな液体は日本酒。

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