アドベンチャーバイクは一般的にオンロード、オフロードともに走破性が良く、荷物の積載性に優れているため長距離ツーリングにも適しているモデルがほとんどです。しかし、似たようなアドベンチャーバイクと思っても、実は車種によってその特性が結構変わってくるのです。ここでは現在日本国内で購入可能なアドベンチャーモデルを排気量やその特性ごとに分類し、どのモデルがどんなライダーにオススメかを解説していこうと思います。各モデルの細かい違いを総合的に判断し、自分の体格やスキル、遊び方と相談しながらどのモデルを選ぶべきか考えてみましょう。
.今回紹介しているモデルは細かく分類しているものも含めると50モデル以上に及びます。それらを全て入れることはできませんでしたが、代表的なモデルを排気量、オフロード性能、ロングツーリング性能に分けて図解するとおおよそ上の図のようなイメージになると思います。それでは1車種ごとに簡単な解説を加えていきます。なお、今回扱っているモデルの中にはアドベンチャーバイクというよりは、かなりロード寄りだったり、排気量が小さめだったり、クロスオーバーモデルと定義されている車種もありますが、アドベンチャーバイクの雰囲気を持ったバイクでロードツーリングしたい方に向けてピックアップしています。
なお、掲載しているモデル名、価格、スペックなどは2022年10月現在のものになります。
HONDA
CRF1100L AfricaTwin
CRF1100L Africa Twin
¥1,639,000(税込)
CRF1100L Africa Twin DCT
¥1,749,000(税込)
CRF1100L Africa Twin<s>
¥1,639,000(税込)
CRF1100L Africa Twin DCT<s>
¥1,749,000(税込)
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES
¥1,947,000(税込)
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES DCT
¥2,057,000(税込)
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>
¥1,947,000(税込)
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES DCT<s>
¥2,057,000(税込)
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:830mm(-20mm)
車両重量:229kg
※シート高、車両重量はCRF1100L AfricaTwinの場合
水冷4ストロークOHC4バルブ、1082ccエンジンを搭載するホンダのアフリカツイン。ホンダは1980年代にパリ・ダカールラリーにNXR750というバイクで参戦し、4連勝を記録。そこで得た技術をフィードバックさせた市販車として発売したのが、XRV650 RD03 Africa Twinでした。これが初代アフリカツインです。そして2013年にホンダが再びダカールラリーへのワークス参戦を開始し、2015年に発表されたのがCRF1000L AfricaTwin。80年代より脈々と受け継がれているホンダの栄光を背負ったモデル名というわけなのです。
ホイールサイズはフロント21インチ、リア18インチと一般的なオフロードバイクと同じサイズに設定されており、大排気量ながらオフロードの走破性も高いモデルです。積載性も高いため、ちょっとしたオフロードからロングツーリングまで幅広い用途に適性があります。若者からベテランまで多くのファンに愛されており、毎年「RIDE AFRICA TWIN」というアフリカツインオーナーを対象としたミーティングイベントも開催されています。そんなCRF1100L AfricaTwinですが、実はたくさんの種類があります。
DCT搭載モデルはマニュアルトランスミッションながらクラッチ操作とシフト操作が不要なためロングツーリングでも疲れにくく、運転に集中することができます。また、AT限定免許で運転することができるのも大きな魅力です。<s>モデルはサスペンションが長くなるため、シート高があがり足つき性は悪くなりますが、オフロードの走破力が向上します。Adventure Sportsはビッグタンクを搭載してるので車体重量は増えますが、航続距離を一気に伸ばすことができます。
HONDA
NC750X
NC750X
¥924,000(税込)
NC750X DCT
¥990,000(税込)
排気量・・・・★★★☆☆
オフ性能・・・★☆☆☆☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:800mm
車両重量:224kg
NC750Xは前後ホイールサイズが17インチでロードモデルと変わりませんし、サイレンサーの位置も最低地上高も低く、オフロード走行にはあまり向いていません。アドベンチャーモデルのシルエットが好きだけど、オフロードは基本走らない、という人にオススメなモデルとなっています。面白いのはタンク部分に23Lのラゲッジスペースが確保されており、まるでスクーターのように荷物を収納することができるところですね。また、こちらもアフリカツイン同様にDCTモデルがラインナップされています。
HONDA
400X
400X
¥858,000(税込)
排気量・・・・★★☆☆☆
オフ性能・・・★★☆☆☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:800mm
車両重量:199kg
NC750Xの弟分である400Xは普通二輪免許でも乗ることができます。2019年からホイールサイズが前19インチになり、フラットダートなどでの走破性が向上していますが、リアは17インチのため、どちらかと言えばオンロードメインのモデルになります。ウインドスクリーンが大きく、排気量のわりに高速道路での快適性は高くなっています。
HONDA
CRF250RALLY
CRF250RALLY
¥741,400(税込)
CRF250RALLY<s>
¥741,400(税込)
排気量・・・・★☆☆☆☆
オフ性能・・・★★★★★
快適性・・・・★★☆☆☆
シート高:830mm
車両重量:152kg
※シート高はCRF250RALLYの場合
オフロードモデルのCRF250Lをベースに、ダカールラリーで活躍するCRF450RALLYをイメージしたアドベンチャーモデル。前21インチ、後18インチのホイールサイズと高い最低地上高をもち、オフロード性能はアドベンチャーとしてはピカイチ。小排気量ということもあり、これならばどんな林道でも恐れずに入っていくことができます。前後サスペンションの長い<s>タイプもラインナップしています。
YAMAHA
TENERE700
TENERE700
¥1,287,000(税込)
排気量・・・・★★★☆☆
オフ性能・・・★★★★★
快適性・・・・★★☆☆☆
シート高:875mm
車両重量:205kg
1983年に発売したXT600 Tenereを起源に持ち、2020年にニューモデルとして誕生したアドベンチャーモデル。かつてのパリ・ダカールラリーで使われたテネレ砂漠からその名が与えられています。エンジンこそオンロードモデルのMT-07をベースにしていますが、その他の部品のほぼ全てが新開発され、ホイールサイズは21-18インチでサスペンションのストローク量や最低地上高などを見ても、本格的なオフロード走行を可能にしています。
また、アドベンチャービッグバイクの多くが快適性を追求するためにトラクションコントロールを始めとした様々な電子制御デバイスを搭載していますが、このテネレ700はオンオフの切り替えが可能なABSのみ。そのため販売価格が抑えられているのも大きな魅力です。シート高は高めの875mmなので足つきは意外と厳しいですが、オプションで-20mmのローダウンシートも発売しています。
SUZUKI
V-STROM1050
V-STROM1050
¥1,430,000(税込)
V-STROM1050 XT
¥1,518,000(税込)
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★☆☆☆
快適性・・・・★★★★★
シート高:855mm
装備重量:236kg
※シート高、車両重量はV-STROM1050の場合
スズキのアドベンチャーモデルと言えば、このV-STROMシリーズ。特徴的なクチバシ状のフェンダーはパリ・ダカールラリーを走ったDRZ750を彷彿とさせます。その名の由来は搭載している1036ccVツインエンジン。低回転での豊かなトルクと高回転までスムーズに吹け上がるエンジン特性は熟成されてきたスズキVツインならではと言える味付け。
前19インチ、後17インチのホイールサイズでスタンダードモデルはキャストホイールを採用していることからも、オフロードに対する適性はあまり高くありません。ただし、V-STROM1050 XTではスポークホイールが採用され、ハンドガードやアンダーカバーを標準装備しており、よりオフロードテイストな見た目に仕上がっています。トラクションコントロールやクルーズコントロールといった電子制御デバイスを搭載しながらもこの価格なのは、さすがスズキといったところ。オンロードのツーリングバイクとしても人気が高く、毎年スズキ本社で開催されるV-STROMミーティングは大盛況。
SUZUKI
V-STROM650
V-STROM650
¥957,000(税込)
V-STROM650 XT
¥1,001,000(税込)
排気量・・・・★★★☆☆
オフ性能・・・★★☆☆☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:835mm
装備重量:212kg
※シート高、車両重量はV-STROM650の場合
V-STROM1050の特性をそのまま650ccに排気量ダウンしたイメージです。こちらにもスタンダードの他にXTの設定があります。ホイールサイズは19-17。シート高が低く、重量も軽くなっているので、1050だとちょっと持て余してしまうという小柄な人はこちらがオススメです。
SUZUKI
V-STROM250
V-STROM250
¥613,800(税込)
排気量・・・・★☆☆☆☆
オフ性能・・・★☆☆☆☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:835mm
装備重量:212kg
250ccのV-STROMはVツインエンジンではなく、並列2気筒。ホイールサイズも前後17インチで、実はベースとなっているのはオンロードモデルのGSR250なんです。つまりはっきり言ってしまうと、アドベンチャーのシルエットをしたオンロードバイク。その価格設定からも、若者を中心にとても人気がありますが、オフロードに持ち込むのはフラットダートだけにしておいた方が良さそうです。
KAWASAKI
VERSYS1000 SE
VERSYS1000 SE
¥1,991,000(税込)
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★☆☆☆☆
快適性・・・・★★★★★
シート高:820mm
車両重量:257kg
その重量やシート高、さらに150mmの最低地上高や前後17インチのホイールなどから、ほぼツアラーモデルと言えるのが、こちらのヴェルシス。SHOWAのスカイフックテクノロジーを採用したセミアクティブサスペンションKECSを搭載しており、サスペンション性能は抜群。アドベンチャー的なアップライトポジションでオンロードツーリングをしたい人向け。
KAWASAKI
VERSYS-X 250 TOURER
VERSYS-X 250 TOURER
¥726,000(税込)
排気量・・・・★☆☆☆☆
オフ性能・・・★★☆☆☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:815mm
車両重量:183kg
前19インチホイールを採用している点でV-STROM250よりもオフロード寄りにはありますが、こちらも基本的にはオンロードバイク。サイドケースが標準装備されているため、250ccクラスの中ではロングツーリング向き。
KTM
ADVENTUREシリーズ
1290 SUPER ADVENTURE S
¥2,440,000(税込)
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★★
シート高:849mm
乾燥重量:220kg
1290 SUPER ADVENTURE R
¥2,640,000(税込)
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:880mm
乾燥重量:221kg
SUPER ADVENTURE 1290はRがブロックタイヤ装備の21-18インチホイールで、Sがオンロードタイヤ装備の19-17インチホイールという2極化したキャラクターをラインナップ。オンロード多めで楽しむならS、オフロードもしっかり走りたいならRと非常にわかりやすい提案となっています。
890 ADVENTURE
¥1,695,000(税込)
排気量・・・・★★★★☆
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:830mm
乾燥重量:196kg
890 ADVENTURE R
¥1,759,000(税込)
排気量・・・・★★★★☆
オフ性能・・・★★★★★
快適性・・・・★★★★☆
シート高:880mm
乾燥重量:196kg
890 ADVENTUREはスタンダード、Rともにホイールサイズは21-18。Rはオフロードタイヤを装備していて、サスペンションのセッティングがよりオフロードテイストになっています。旧モデルの790 ADVENTUREから排気量を向上させた水冷並列2気筒889ccエンジンはパワー、トルクともに申し分なく、正直日本国内で走るのであれば、このくらいあれば十分なんですよね。200kgを切る重量などバランスも考慮して、890 ADVENTURE Rは最強のオフロードアドベンチャーモデルと言ってもいいかもしれません。
390 ADVENTURE
¥830,000(税込)
排気量・・・・★★☆☆☆
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:855mm
乾燥重量:158kg
貴重なアンダー400ccなアドベンチャーモデルです。ネイキッドモデルの390DUKEをベースに足回りをオフロードテイストに。ホイールサイズは19-17ですね。軽さと安さはあまりにも魅力的で、初めてのアドベンチャーモデルには最適かもしれません。
250 ADVENTURE
¥730,000(税込)
排気量・・・・★☆☆☆☆
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★☆☆☆
シート高:855mm
乾燥重量:156kg
基本的には390 ADVENTUREの排気量ダウンと考えて問題ありません。ホイールサイズは19-17。シート高が変わらないところから見てもフレームを始め多くの部分を共通としています。車検なしで所有できる海外産アドベンチャーという点は魅力です。
BMW Motorrad
GSシリーズ
R 1250 GS Adventure
¥2,501,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:850mm〜
車両重量:278kg
R 1250 GS
¥2,349,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★★
シート高:850mm±
車両重量:256kg
アドベンチャーといえば世界中で絶大な人気を誇っているのが、このBMWのGSシリーズ。その中でも一番排気量の大きいフラッグシップモデルとなっているのが、このR 1250 GS AdventureとR 1250 GSです。車体の両サイドに大きく張り出したボクサーツインエンジンを搭載しており、独特の振動と最高の低速トルクを実現しています。チェーン駆動ではなくシャフトドライブを採用しており、メンテナンス性に優れている点も大きなポイントです。R 1250 GSはキャストホイールなのに対しR 1250 GS Adventureはスポークホイールで、ハンドガード、エンジンガードなどがつき、シートも平たくなっています。
KTMの890 ADVENTURE Rがオフロードに強いアドベンチャーの代表とするならば、R 1250 GS Adventureはロングツーリングに強いアドベンチャーの代表とも言えるかも知れません。まさに長距離を走破するための旅バイクと言える一台でしょう。
F 850 GS Adventure
¥2,095,000(税込)〜
F 850 GS
¥1,638,000(税込)〜
排気量・・・・★★★☆☆
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:875mm
車両重量:256kg
※シート高、車両重量はF 850 GS Adventureの場合。
853ccの水冷4ストローク並列2気筒エンジンを搭載。ホイールサイズは21-17インチ。1250よりも軽量でオフロード性能が高いミドルレンジです。
F 750 GS
¥1,433,000(税込)〜
排気量・・・・★★★☆☆
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:815mm
車両重量:227kg
シート高が低く、軽量なツアラー要素の高いGS。ホイールサイズは19-17。キャストホイール採用でガード類も最小限となっています。
G 310 GS
¥774,000(税込)〜
排気量・・・・★★☆☆☆
オフ性能・・・★★☆☆☆
快適性・・・・★★☆☆☆
シート高:835mm
車両重量:175kg
水冷単気筒の313ccエンジンを搭載した、普通二輪免許で乗れる唯一のGSがこちら。価格や重量、シート高は国産モデルに匹敵しており、気軽に乗ることができそうです。ホイールサイズは19-17。
TRIUMPH
TIGERシリーズ
TIGER 1200 GT PRO
¥2,364,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:850mm
車両重量:245kg
TIGER 1200 GT EXPLORER
¥2,549,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★★
シート高:850mm
車両重量:255kg
TIGER 1200 RALLY PRO
¥2,519,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:875mm
車両重量:249kg
TIGER 1200 RALLY EXPLORER
¥2,699,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★★★
シート高:875mm
車両重量:261kg
トライアンフのタイガー1200は2022年に新登場したばかりの最新モデル。アドベンチャーモデルの中では他に類を見ない3気筒エンジンを搭載しています。さらにT-PLANEクランクを採用することで不等間隔爆発となり、滑りやすい路面でも高いトラクション性能を発揮してくれます。
GTは19-18インチのキャストホイールを装備。RALLYは21-18のスポークホイールとオフロードタイヤを装備。セミアクティブ電子制御サスペンションを装備。それぞれのEXPLORERモデルは30Lタンクとブラインドスポットレーダーが搭載されていて、ロングツーリングの快適性はかなり高いモデルです。5つのライディングモードからエンジンやサスペンションの特性を変更することができ、RALLY EXPLORERはさらにOFFROAD PROモードもあります。
TIGER 900 GT
¥1,625,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★☆
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:820mm
車両重量:219kg
TIGER 900 RALLY
¥1,705,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★☆
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:860mm
車両重量:221kg
軽量でオフロード性能に優れたタイガー900。1200同様に3気筒のT-PLANEクランク採用の888ccエンジンを搭載。GTは前後ホイール19-17に対し、RALLYは21-17インチ。GT PROにはカスタムサスペンションやシフトアシスト機能、ライディングモードの追加などがあり、RALLY PROはさらにライディングモードが追加され、シートヒーターも装備。
TIGER 850 SPORT
¥1,405,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★☆
オフ性能・・・★★☆☆☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:820mm
車両重量:216kg
タイガー900と同じ3気筒T-PLANEクランクの888ccエンジンを搭載したスポーツモデル。ホイールサイズは19-17。
TIGER SPORT 660
¥1,125,000(税込)〜
排気量・・・・★★★☆☆
オフ性能・・・★☆☆☆☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:835mm
車両重量:207kg
タイガーシリーズの末弟は660ccのトリプルエンジン搭載モデル。こちらは前後17インチの本格スポーツモデルでネイキッドに近いスタイルですね。
DUCATI
Desert X/Multistrada V4 Rally
Desert X
¥1,999,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★☆
オフ性能・・・★★★★★
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:855mm
乾燥重量:202kg
ドゥカティといえばサーキットを走るスポーツバイクをイメージする人が多いでしょうが、本格的なラリーモデルDesert Xが今年発売されました。ドゥカティの代名詞とも言えるトレリスフレームを採用し、エンジンは937ccのL型ツイン。KYB製の前後サスペンションは高性能で、セッティングを変更すればジャンプなどにも対応可能です。6つのライディングモードにはENDUROとRALLYモードが存在し、オフロードをしっかりフォロー。前後ホイールサイズは21-18の本格仕様になっています。タンク容量は21Lですが、オプションで8Lのサブタンクをリアフェンダー横に装着することができます。
Multistrada V4 Rally
¥国内未発表
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★☆☆☆
快適性・・・・★★★★★
シート高:825mm
車両重量:260kg
ムルティストラーダは7種類のラインアップがありますが、ここでは発表されたばかりのV4 Rallyをピックアップ。Desert Xと違いオフロードに向いているとは言えませんが、多くの電子制御デバイスを用いた長距離向きのアドベンチャーモデルです。排気量は1158cc、30Lタンクを搭載し、風よけのシールドの性能もよく、ロングツーリングの快適性はお墨付き。走行中に2気筒を停止させることで燃費を向上させるエクステンデッド・ディアクティベーション機能を搭載しています。ホイールサイズは19-17。
Husqvarna motorcycles
Norden 901
Norden 901
¥1,745,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★☆
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:854mm
車両重量:204kg
前後21-18ホイールを装備した本格アドベンチャーモデル。前後WPサスペンションはKTM890ADVENTUREのRとSの中間をターゲット。オンロードもオフロードもどちらも楽しく走れるマシンに仕上がっています。もちろん電子制御モリモリでライディングモードも細かく設定できます。見た目は結構シャープで戦闘力が高そうに見えますが、サスペンションもエンジンも結構フレンドリーで、優しく包み込んでくれるような乗り味です。
Harley-Davidson
PanAmerica1250
PanAmerica 1250
¥2,423,300(税込)〜
排気量・・・・★★★★★
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:850mm
車両重量:245kg
ハーレー初のアドベンチャーモデルとして業界の大きな注目を集めた革新的なモデルです。ハーレーが新しく開発した水冷Vツインエンジン、REVOLUTION MAXを搭載。Sprecialモデルには停車時に自動でサスペンションが縮み、シート高を下げてくれる車両荷重制御付きセミアクティブ前後サスを搭載。信号待ちなどで車体が止まると「ウィーン……」と足つきが良くなるのはまさに感動。ストレスを大きく軽減してくれますよ。ホイールサイズは19-17。
ロイヤルエンフィールド
HIMALAYAN
HIMALAYAN
¥774,400(税込)〜
排気量・・・・★★☆☆☆
オフ性能・・・★★★★★
快適性・・・・★★★★☆
シート高:800mm
車両重量:199kg
ロイヤルエンフィールド初のアドベンチャーモデルがヒマラヤ。なんと驚きのシート高800mmにしてオフロード性能はかなり高いです。とにかく優しいエンジン特性でどこでもトコトコ走っていけてしまいそう。自然と無理せずのんびりツーリングを楽しんでいたら、長距離もあっという間に感じてしまいます。速いバイクに飽きた方にオススメ。ホイールサイズは21-17。
aprilia
TUAREG 660
TUAREG 660
¥1,540,000(税込)〜
排気量・・・・★★★☆☆
オフ性能・・・★★★★★
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:860mm
乾燥重量:187kg
スポーツモデルRS660のツインエンジンを使って開発されたアドベンチャーモデルが、このトゥアレグ。アプリリアのオフロードモデルと言えばレーサーそのもののようなキャラクターだったSXV550/450を思い出してしまいますが、こちらのトゥアレグはそれに比べれば断然穏やかな特性のモデル。とはいえアプリリアですから、エンジンは元気よく高回転まで回り、車体の軽さとあいまって運動性能は軽快そのもの。ゆったりとロングツーリングを楽しむというよりは、スポーツライディングを楽しむためのモデルと言えそうです。ホイールサイズは21-18。
Moto Guzzi
V85 TT
V85 TT
¥1,540,000(税込)〜
排気量・・・・★★★★☆
オフ性能・・・★★★☆☆
快適性・・・・★★★★☆
シート高:830mm
乾燥重量:209kg
モトグッツィにもあります、アドベンチャー。特徴的なのはやはりエンジン。空冷90度縦置きVツインの853ccエンジンは低中域のトルクが厚く、オフロード走行をサポートしてくれます。ホイールサイズは19-17でスポークホイールを装備。ハイスクリーンとパニアケース、フォグランプ、ヒートグリップなどロングツーリングを快適にしてくれる装備がついたV85 TT TRAVELもラインナップ。
SYM
NH T 200/125
NH T 200
¥399,300(税込)〜
排気量・・・・★☆☆☆☆
オフ性能・・・★★★★☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:810mm
車両重量:未発表
スクーターモデルが主流と思われがちなSYMにもアドベンチャーモデルがあります。重量は未発表ながら、実際にまたがると驚くほど軽量で、体感だと140kg前後。オフロードモデルのように軽快に楽しめるライトアドベンチャーモデルです。前後ホイールサイズは19-17ですが、それも全く気にならないほどのオフロード走破性を持っています。水冷単気筒4ストローク183ccエンジンのNH T 200と、124.1ccのNH T 125をラインナップ。ロングツーリングはちょっと大変かも知れませんが、燃費がかなり良いので400km近くの航続距離を実現しています。125はなんといっても原付2種免許で乗れる唯一のアドベンチャーと言えるかも知れません。
Benelli
TRK251
TRK251
¥649,000(税込)〜
排気量・・・・★☆☆☆☆
オフ性能・・・★★☆☆☆
快適性・・・・★★★☆☆
シート高:800mm
車両重量:176kg
249cc水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。ホイールサイズは前後17インチでアドベンチャースタイルを纏ったオンロードモデルと言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか? これだけたくさんのモデルがあるとどう選んでいいかわからなくなりそうですが、排気量やホイールサイズ、重量やシート高、オフ寄り、オン寄りといった条件で絞り込んでいくと、次第に購入すべきモデルが絞られてくると思います。ぜひ車両選びの参考にしてみてください。