カテゴリー キッズ・ファミリー バイク ライディングギア

何歳からどんなプロテクターをつけたらいいの? キッズに必要な装備レクチャー

子供をバイクに乗せたい。そんな時に悩ましいのは、どんな装備をすればいいのかというところ。歩くくらいの速度でヨツバモトに乗るなら? 50ccになったらどのくらい? 65ccでジャンプを飛ぶようになったら?

“ヨツバモトmeow編”
頭、ヒジ・ヒザ、足首からはじめよう

いまやファーストバイクはヨツバモトだった、というキッズがモトクロスの国内選手権を走り始めている時代。「サッカーや野球だけでなく、バイクを取り組むべきスポーツの一環として世の中に広めたい」、そんな思いから開発されたヨツバモトの夢が、いよいよ花開き始めています。とはいうものの、実際子どもたちを乗せるにあたって、装具はどんなものが必要なのか……についてあまり触れられてきていませんでした。あらためて、考えてみましょう!

 

ミャウの場合はスローモードで7km/h、ファーストモードで22km/hの速度が出ます。とはいえ、車体はわずか12kgと、子供の体重と同じか軽いくらいの重さですから、もしバイクと絡んで転倒したとしても、そこまでダメージを負うことはありません。ヘルメット&くるぶしが隠れるブーツ&長袖長ズボンは必須として、子供たちが転倒時に痛くて嫌な思いをしないようにするために、肘と膝小僧を守ってあげるといいでしょう。膝を擦りむくのは、子供にとっても一大事です。真っ赤に擦りむいてしまったら、バイクが嫌いになってしまうだけでなく、バイキンが入って化膿しちゃう心配もありますからね。


DFG

ホッパーエルボー&ニーガード
DG0805-1101 / S/M ( 腕/膝周りサイズ16cm-20cm )
DG0805-1102 / L/XL ( 腕/膝周りサイズ20cm-24cm )
¥3,520(税込み)

ストレートにバンドを留めれば緩め

 

クロスさせてバンドを留めればきつめに締めることができます

 

DFGから新しく発売されたキッズ用のエルボー&ニーガードは、破れにくく作られたメッシュ素材と合皮でできているところが特徴。子供が乱暴に扱っても壊れにくのは大切なポイントです。また、固定用バンドの留め方をクロスさせることでより締め付けることができるように設計されていて、大きくなっても長く使うことができます。スケートボードなどでも使いやすいので、兼用で購入もありですね!

DFG
ホッパー ブーツ

DG0453-102-028 / 16.0cm
DG0453-102-029 / 17.0cm
DG0453-102-030 / 18.0cm
DG0453-102-031 / 19.0cm
ブラック/ホワイト
¥19,800(税込み)

 

“ヨツバモトwoof・50cc編”
ちゃんとしたブーツを履くからには、ウエアも本格派でまとめたい

より速くてパワーのあるヨツバモトwoofや50ccに乗るとなると、ちゃんとしたモトクロス用ブーツが欲しいところです。特に50ccのエンジン付きバイクは57kgと小柄な大人くらいの重量があります。コースによってはジャンプもできてしまうため、この重さが足首に乗ったらとても危険です。また、乗り方も本格的になってきて、イン側の足を頻繁に出すようにもなってきているはずなので、足回りのプロテクションは必須と言えるでしょう。

DFG
フレックスブーツユース
DG0451-102-034 / 22.0cm
DG0451-102-035 / 23.0cm
DG0451-102-036 / 23.5cm
DG0451-102-037 / 24.0cm
ブラック/ホワイト
¥24,200(税込み)

 

小学生高学年にもなると、大人顔負けの靴サイズに成長します。モデルの小学5年生大道くんは、普段履きのスニーカーが24cmでフレックスブーツユースも24cmがジャストサイズでした。ぴったり足にフィットしてくれるので、あまり違和感もないとのこと。

 

DFG

フレックスブーツ キッズ - ブラック/ホワイト
DG0452-102-031 / 19.0cm
DG0452-102-032 / 20.0cm
DG0452-102-033 / 21.0cm
ブラック/ホワイト
¥24,200(税込み)

 

低学年ならこちら。キッズモデルなら19cm〜21cmがラインアップされています。

DFG

ソリッド ジャージ ユース
DG0752-012-001 / YXXS (110cm)
DG0752-012-002 / YXS (120cm)
DG0752-012-003 / YS (130cm)
DG0752-012-004 / YM (140cm)
DG0752-012-005 / YL (150cm)
ブラック/ネイビー
¥4,180(税込み)

ソリッド パンツ ユース
DG0151-103-001 / YXXS(110cm)
DG0151-103-002 / YXS(120cm)
DG0151-103-003 / YS(130cm)
DG0151-103-004 / YM(140cm)
DG0151-103-005 / YL(150cm)
ブラック/グレー
¥13,750(税込み)

ソリッド グローブ ユース
DG0351-012-003 / YS
DG0351-012-004 / YM
DG0351-012-005 / YL
ネイビー
¥4,180(税込み)

 

そして本格ブーツを履くなら、ウエアもばっちりキメたいところ。オフロードウエアは丈夫な素材でできていて、転倒時に破れにくくなっています。絶対必要なものではないのですが、そろそろちょっとしたレースにも出てみたくなるお年頃でしょうし、カッコイイ上下ウエアをぜひ用意してあげてください。

 

“65cc”
大人と同等の装備で、しっかり身体を守りましょう

50ccと65ccの差はたった15ccですが、エンジン型式が異なるのでまったく違うクラスのバイクになります。50ccははじめてバイクに触れる子供を対象につくられているので、あまり大きなパワーは出ませんが、65ccはマニュアルミッションが搭載された2ストロークエンジン。このあたりのクラスのバイクからは、ちゃんとしたスポーツ走行ができるし、ジャンプもしっかりこなせるマシンになります。全米アマチュア選手権でいうと、50ccは2分20秒ほどのラップタイムなのに対し、65ccは2分ジャストくらい。ちなみに大人のクラスでも1分50秒くらいなので、このタイムからもわかるとおり、大人と同じレベルで走れるポテンシャルがあります。少なくとも、ビギナーの大人では65ccの速いキッズ達には逆立ちしても勝てません。こうなると、大人と同様のしっかりした装備が必要です。

 

FOX

ユース R3 ルーストデフレクター
品番 : 24811-330-OS
¥14,850(税込み)
カラー : ダークシャドウ
サイズ : ワンサイズ(6~14歳)

 

まずはボディプロテクターです。思い切り転倒した際に、内臓を守るために必要です。転倒の仕方によってはハンドルがおなかに直撃することもあるのですが、これで腹部を守っていれば安心です。また、前走車のリアタイヤがはじき飛ばした石からも守ってくれます。ショルダー、ウエストストラップで身体にあわせたフィットが可能です。

スマートなシルエットのため、ウエアの中に着ることができるのも特徴です。

POD

K4 2.0 左右セット
品番: K4020-459
価格: ¥68,200(¥62,000)
サイズ:ユースワンサイズ(全長35cm)

 

さらにかなり走れるようになったな、と思ったらブレイス類の購入を検討してください。オフロードバイク用に用意されているブレイスで主なものは首と膝を守るものになっています。特に膝の関節を痛めてしまうと、後遺症が残ることもありますし、怪我を負いやすい場所なので転ばぬ先の杖として導入をおすすめします。

ATLAS
アトラス プロディジー
41,800円(税込)

首を守ってくれるネックブレイスもキッズ用が販売されています。しっかりしたものから、簡易的なものまでATLASなら3種類ラインナップされています。こちらはもっとも保護力の高いプロディジーで、大人用並のガード力を誇ります。

 

  • この記事を書いた人

アニマルハウス

世界でも稀な「オフロードバイクで生きていく」会社アニマルハウス。林道ツーリング、モトクロス、エンデューロ、ラリー、みんな大好物です。

-カテゴリー, キッズ・ファミリー, バイク, ライディングギア