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初めてのバイクカスタム【Vol.2ホイール塗装編】~DF-CRAFTで施工体験させてもらいました~

どうもtomoです。

だいぶ暑くなってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

前回のタンクのガンコートに続き、今回私はホイールのパウダーコートに挑戦してみたいと思います!

今回も弊社の施工ブランド『DF-CRAFT』(以下DFクラフト)の塗装スタッフ監修のもと、下処理から一通り施工体験をさせていただきました!

今回塗装するのは、中古で購入したこちら!

 

この『リム』『ハブ』そして今回の為に購入したDachiの『スポーク』を塗装します!

 

下準備していきましょう!

施工するまでの流れとしてはガンコートと同じですが、今回塗るパーツの一つである『ハブ』にはグリスがついている為

最初にグリスをしっかりと落とす必要があります。

グリスが付いているとサンドブラストでうまく表面が整わなかったり、洗浄後の焼き付けで不具合が出る原因になってしまいます。

ガンコートでもそうでしたが、やはり塗装前の下準備はとっても大事ですね。

グリスを綺麗に落としたら、ボルト穴に砂が入ってしまわないように仮のボルトで塞ぎます。シャフトの穴はちょうどいいゴム栓があったので、今回はそれで塞ぎました。

 

用意ができたらサンドブラスト!前回ガンコートでもサンドブラストをやらせてもらった経験が生かされて、我ながらスムーズにムラなくできました✨

サンドブラストしたら、一旦超音波洗浄機で洗います。水が波打ってるのわかるでしょうか?

 

よくメガネ屋さんとかの店頭に超音波洗浄機って置いてあると思うんですが、あれの大きい版という感じ()

水を触ってみるとわかるんですが、ビビビ・・・と振動を感じます。この振動で細かな汚れまで綺麗に落とします。

綺麗に洗浄したら水気を落としてから高温の窯に入れて空焼きをして水分と油分を完全に飛ばします。

最後に耐熱のマスキングテープで、塗装がのってはいけない部分をカバー!

これでハブの準備は完了!

 

続いては、ちょっと大物『リム』です!

リムだってあっという間に綺麗にしちゃうぞ!と思っておりましたが、そんなに甘くはありませんでした・・・

所々錆びた個所や、フチの細かいところなどがなかなかサンドブラストが当たりにくくて苦戦・・・

そしてパーツが大きいので腕がしんどかったですね。

時間がかかるとのことでリヤは前もってクラフトさんでやってもらっていたのですが、半分でもやっていただいていてよかったです。

翌日は腕が筋肉痛でした。

パーツの劣化具合によってはどうしても落としきれない箇所も出てくるので、塗装でカバーできるところまで綺麗にしました。

なんとか頑張ったリムも準備完了!

 

最後にスポークの準備です!

スポークの塗装はニップルをネジ部のマスキングの治具として利用するのですが、その時にネジ山23くらい出した状態で付けます。

こうすることでほとんどの車両は組んだ時にニップルとスポークの境目まで仕上がりがキレイになるということなんです

この時にフロントとリヤ、さらにイン・アウトが混ざらないように気を付けないと、組むときが大変なので気を付けないといけません!

ニップルを付けたら専用の台に設置していきます

こんな感じでスポークの塗装セットができたら準備OKです。

さていよいよ塗装です!

ここで一旦パウダーコートについて簡単にご説明♪

パウダーコートの塗料は名前の通り『粉』なんです。

パーツと塗料の『粉』に静電気を帯びさせて、付着させる塗装方法なんですが、図にするとこんな感じ↓

 

塗装の様子はなんだか不思議な感じで、細かな粉がふわっと舞ったと思ったら次の瞬間にはパーツに吸い寄せられるように色がついてるんです。

先日体験したガンコートだと塗った分だけ塗膜が厚くなるので、塗りが甘いところはムラになってしまうのですが、パウダーコートは静電気で吸い寄せられるように塗料が付着するので、塗膜が均一に仕上がります。

さぁ私も塗ってみよう!

まず最初に『ガンコートでの塗り方は全て忘れてください』と告げられました()

確かに少し見学しただけで全然違いましたからね。ここではガンコートでの塗り方は忘れます!

パウダーコートは塗るというより、振りかける感じ!細かな部分や、形状によってパウダーが届きにくいところは狙い撃ちします()

全体に塗料がしっかりと振りかかるよに意識しながら作業していきます。

ハブ

リム

 

スポーク

スポークはこんな感じで台を通して静電気を発生させて塗装します。

意外と苦戦したスポーク。。。できるだけネジ部分のところまで綺麗に塗りたいけどなかなかうまく塗れなくて苦戦しました

 

ヘッドを近づけて吹付けたくなりますが、出てくるエアーの勢いで剝がれてしまいます。

試行錯誤の上、最終的にはコツをつかんでだいぶきれいに塗装できたんじゃないかと思います。

 

塗装したてはこんな感じ

粉なので、何か少しフワフワしているように見えます。

静電気で付いているので、エアーで吹けば簡単に落ちてしまいます。

触らないように気を付けながら窯の中へ・・・

右側が先に窯に入れていた分なんですが、既にいい感じに仕上がってきてるのがわかりますよね。

あとはじっくり焼き付ければ完成です!

そして焼き上がったのがコチラ!!!!

 

塗装直後とだいぶ印象が変わりました。いい感じです!

塗膜が厚いので小さい傷や、錆によるちょっとした凸凹は目立たなくなりました。

ちなみに今回私が選んだカラーは、リムを『ミリタリーグリーンパール』、ハブとスポークは『ハーフマットブラック』にしました!

『ハーフマットブラック』は多く注文を頂いているカラーのひとつだそうです。マット過ぎない自然な感じがいいですよ。

『ミリタリーグリーンパール』の方はそんなに選ばれないようなんですが、落ち着いたカラーでパール感も強くないので渋くてかっこいいです!私的にはすごくオススメしたい!(笑)

 

ここで改めてガンコートと、パウダーコートの特徴の違いを簡単に説明!

パウダーコートとガンコートどちらも【塗装】と言っても、それぞれの塗料で特性が異なって適したパーツも変わってきます。

もし『興味はあるけどどっちの塗装でお願いしたらいいだろう?』と迷ったら、DF-CRAFTのWEBページから気軽にお問合せいただけますよ。

カラーもいろんな種類があるので是非一度施工ページを見てみてください!

 

 

 

DFクラフトはホイール組みやシート張替えなど、そのほかにも幅広い施工サービスを行っています!

『自分もカスタムしたい!』 『しばらく乗っていなかったバイクを綺麗にしたい』など、どこで頼めばいいかお悩みの方は

是非一度DFクラフトのホームページをご覧ください!気になっていた施工サービスが見つかるかもしれませんよ。

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TOMO

アートとハードロックが大好き2児の母。 愛車はグラストラッカー。

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