オフロードコース バイク

ニッポン全国ファンライドを楽しめちゃうコース vol.1 愛知県スラムパーク瀬戸

オフロードバイクを、スポーツとして楽しもうと思ったら、コースでのライディングは欠かせません。林道でオフロードの楽しさに目覚めたあなたも、アクセルを開ける楽しみを覚え始めたらコースデビューをオススメします。ロードバイクと違って、敷居が低いところもミソ。場合によっては、トレールバイクの灯火類にテーピングするだけでも十分楽しめるフィールドも存在します。

この連載で紹介するのは、選手権のゼッケンが走り回っているコースではなく、はじめてのコースデビューにもってこいのファンライド系コース。初心者でも浮遊感を楽しめる安全なジャンプがあったり、ヒルクライム遊びができたりするところに厳選して紹介していきます。まず1つめは、愛知県のスラムパーク瀬戸。見た目に特徴的な段々山は、トレールバイク〜ファンライドバイク向けに作られたトレールコース。日本では非常に珍しい、フロウ感覚を味わえるコースなのです。

スラムパーク瀬戸
〒489-0002 愛知県瀬戸市余床町618
https://srampark.com/

まるで自転車のような「フロウ」を味わえる、CRF250L・セロー250・KLX230にオススメなトレールコース

難易度:★★☆☆☆(林道を走れるライダーなら楽しめる!)

トレールコースは、小さなジャンプと気持ちの良いバンクで構成されていて、まるでMTBのコースのよう。慣れてくれば、ジャンプは誰にでもチャレンジできる大きさだし、飛び出しの斜面や着地もキレイに整備されています。CRF250Lやセロー、KLX230などでコースに行ってみたいという人には、ここで遊ぶことをおすすめしたいですね! 実際、取材当日は愛知の地元のバイクショップが大勢のトレールバイクユーザーを連れ込んでいて、自分のバイクか、あるいは用意していたKLX110でこのトレールコースを楽しみまくっていました。

一時期、MTBの世界では「フロウトレイル」という言葉が一大ムーブメントを巻き起こしました。これは、直滑降やデカイドロップオフで敷居の高さを感じるダウンヒルコースのカウンターのようなもので、ゆるやかに設定されたコースに、気持ちのいいバンクや、ちょっとしたジャンプやコブがあって、文字通り「流れるような」ライドを楽しめるトレイルのこと。ウマイライダーなら、そのフロウなフィーリングを活かしながら、バンクやコブでうまく加速して斜めにジャンプを飛んでみたり…。

 

こちらは、まさにこのスラムパークのトレールコースでフロウを楽しんでみた図。こういう楽しみが見いだせるコースは、日本広しと言えどなかなかお目にかかれません。

飛び過ぎちゃうなら他のコースに行って! 中級まで楽しめる、極上モトクロスコース

難易度:★★★☆☆(モトクロスコースのデビューにもってこい!!)

スラムパークのもう一つの顔は、このモトクロスコース。小さめ、コース幅も広くはないものの、コース設計の妙でモトクロスの基本的な部分を抑えた仕様。瀬戸特有の砂に近い路面で、グリップ感も良好です。ミディアムハードから、ミディアムソフトまで、幅広いタイヤチョイスで楽しめちゃうと言えるでしょう。

コースインすると、3速で開けられる緩いコーナーに。このコースでもっともスピードがのるセクションです。

小さなジャンプは、入念に飛びだし斜面を整備してあります。リップが少し鋭く見えるけど、だからこそふわっとした浮遊感を楽しみやすいのです。

すべてのコーナーは、きれいにバンクがついていて好きなようにライン取りできるところが気持ちいい!! イン側を練習するもあり、アウト側の快感を追い求めるもあり。雨のあとは、柔らかめのワダチができていることもあります。

最終コーナーに向かうストレートには、3つテーブルトップ。向こう側の斜面に着地する練習にもってこいの規模で、きっちりスピードにのせられるライダーだと飛び越えてしまうレベルのもの。ウマくなったライダーは、このスラムパークのモトクロスコースは卒業です。筆者稲垣は、まだまだ楽しめそうです(笑)。

多種多様なあそび方ができる、オフロードの遊園地

山頂付近には、キッズ用のコースがあり、MTB用のトレイル、BMX用のパークも設置。

ビギナーコースは、トレールコースよりもさらにイージー。イージーだけど、ちゃんと浮遊感をたのしめる小さなジャンプが用意してあるし、ライン取りの練習などにもなる奥の深さが楽しいのです。わりと、このビギナーコースをくるくるまわって基礎練習しているライダーは多いですね!

ピットバイク用コース。むしろ、ビギナーコースより少し攻略がいのあるピリ辛設定です。

帰りは瀬戸でうなぎか焼きそばを

スラムパークのある瀬戸市は、ダートフリーク社の本拠地。そして、歴史的には「瀬戸もの」で知られるとおり陶器の街です。尾張瀬戸駅には、黒川紀章さんが設計したパルティ瀬戸があったり、瀬戸の歴史を展示した瀬戸蔵があったりと、観光も楽しめるところ。昨今では将棋の藤井聡太さんの出身地としても盛り上がっております。

おすすめごはんは、まず瀬戸焼きそば。ソースではなく、醤油ベースで豚肉を煮込んだ甘めのタレを使います。麺は瀬戸焼きそば専用の堅めの麺で、20分焼き続けてしっかり味を染みこませるのが特徴。やみつき間違いナシ。なお、土日は1時間待ちの覚悟も必要。

焼きそば 一笑
〒489-0818 愛知県瀬戸市幸町53−1

陶器職人のパワーフードだったうなぎは、いまも瀬戸の名物。関東の蒸したふわふわとは違って、ぶりぶりの食感がこれまたクセになります。一番推しは、こちらうなぎの田代ですが、平日ですら予約完売の超人気店。

うなぎ 田代
〒489-0076 愛知県瀬戸市深川町13

スラムパークへのアクセスは、ミニストップ経由のルートで

スラムパークへのアクセスは、ひとつ注意事項があります。県道208号の道幅が狭く、地域住民優先のため東側の道路からアクセスしていただきたいところです。せと品野ICからくる場合は問題ないのですが、ダートバイクプラスや瀬戸、名古屋方面からアクセスする場合、グーグルマップでは208号経由のルートを提示されがちです。買い出しも含めて、ミニストップ瀬戸広之田店経由でナビを設定するといいでしょう。

入り口の看板は、とてつもなくデカいのでまようことはないハズ。

中部のオフロードコースで共有されている保険ネットワーク「OP-Net」の会員になっている必要があります。これは、事前に用意しておく必要ありです。当日適用はされないのでご注意を!!

受付用紙に記入してから走行料金をお支払して、Let's Enjoy!

洗車機を配備済みの洗車場は、うれしいポイントですね!

 

 

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アニマルハウス

世界でも稀な「オフロードバイクで生きていく」会社アニマルハウス。林道ツーリング、モトクロス、エンデューロ、ラリー、みんな大好物です。

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