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札幌〜函館、水曜どうでしょうの聖地を巡るセロー250ツーリング

「水曜どうでしょう」が好きなバイク乗り、多いんじゃないですかね。スーパーカブで全国(や海外)を旅する企画で、大泉洋さんがウィリーしてしまうシーンは、あまりにも有名ですね。そんな僕も「水曜どうでしょう」に魅せられてもう10年以上。大泉さんが所属するチームナックスの出演する番組や映画、ドラマなどを片っ端から視聴してすっかりマニア。

というわけで今回は北海道をセロー250で旅しながら、「水曜どうでしょう」の聖地を巡ってみましたよ。

生まれ変わった平岸高台公園

残念ながらこの日は1日雨天予報。北海道の素晴らしい景色はお見せできませんが、雨男で有名な大泉さんが出演していることもあり、雨のロケが多い「水曜どうでしょう」らしいと言えばらしい展開だと割り切って始めます。オーロラを見にアラスカまで行って、雨続きのため北極圏でトランプをして旅を終えるという斬新な企画もあったほどですから……。

スタートは札幌。もちろん欠かせないのはここ、札幌平岸高台公園ですよね。

番組のオープニングシーンや次回予告などで数多く使われ、すっかり有名になったこの公園。実は僕が訪問するのは2016年以来2度目。当時はまだ隣にHTB(北海道テレビ)の本社ビルがあったのですが、そのビルも2018年9月にその役目を終え、現在は工事中でした。

(水曜どうでしょうDVD第5弾「北海道212市町村カントリーサインの旅/宮崎リゾート満喫の旅/韓国食い道楽サイコロの旅」©北海道テレビ放送株式会社  https://www.htbshop.jp/htb/PG030ProductDtlPage.act?sItemNo=G00174)

なお、2005年に発売されたDVD内では画面の右奥にHTB本社の姿が確認できます。

その代わりというわけではありませんが、公園の片隅には園名碑がHTBより贈られ、表には公園の名前が、裏には「水曜どうでしょう」と公園の関係が記されています。とてもシンプルな出演者2名とディレクター2名の人影は、ファンが見ればどれが誰だか一目で判断できるクオリティ。

次に向かったのは「212カントリーサインの旅」の出発点である、札幌市のカントリーサインです。

一路、道南へ。

この企画は「2泊3日で北海道の全市町村(当時は212箇所ありました)をクルマで回ろう」というもので、しかもその回る順番はくじ引きのため、とても非効率。もちろん、最初から全部回る気なんて誰にもありません。基本的にこの「水曜どうでしょう」という番組は企画担当のディレクター2人と、出演者の1人であるミスターこと鈴井貴之氏が、ただ大泉さんを振り回して、その様子を見て面白がる、という趣旨のドキュメンタリーなんですよね。基本は一切仕込みもないし、やらせもありません。だから、つまらない企画は本当につまらない。ですが、現場で必死に面白くしようともがく大泉さんや、神がかった運命的な悪戯が、大ヒットを産んだんです。

(水曜どうでしょうDVD第5弾「北海道212市町村カントリーサインの旅/宮崎リゾート満喫の旅/韓国食い道楽サイコロの旅」©北海道テレビ放送株式会社  https://www.htbshop.jp/htb/PG030ProductDtlPage.act?sItemNo=G00174)

こちらが番組内でのカット。この札幌市のカントリーサインは北広島市から札幌市に入る主要道路の一つ、国道36号沿に位置しています。

「絵はがきの旅2」で茨城からトンボ帰りした札幌時計台とか、チームナックスの出身校・北海学園大学とか、現在のHTBとか、マニアックなところだと「粗大ゴミで家を作ろう」(深夜にゴミ捨て場に落ちてる家具を拾って部屋を作った、今では絶対にできない企画)の舞台となった宮の森とか、本当はもっともっと札幌周辺の聖地を巡りたいところなのですが、残念ながらキリがないので次の目的地へ進みます。

札幌市を出て、ルスツリゾートへと続く国道230号を南西へと進むと、道の駅「望羊中山」にたどり着きます。そう、ここは通称「中山峠」。5周年記念特別企画「札幌〜博多 3夜連続深夜バスだけの旅」で深夜バス・オーロラ号に乗って最初に訪れた休憩地点です。「水曜どうでしょう」の中でスーパーカブと並んで大きな人気を集めるのが、この深夜バス。目的地がある時は安くて便利な若者の強い味方な深夜バスですが、ただサイコロの目が出ただけの行きたくもない場所へ10時間以上も狭いバスの中に閉じ込められる苦痛は、とても想像できません。

この中山峠では、札幌を出てまだ間も無いというのに、大泉さんの癖っ毛ヘアーが断崖絶壁のようになってしまったシーンが印象的です。ちなみに放送当時は一番上の「きもべつ」と書かれた看板は「中山峠」というおどろおどろしいフォントの文字のものでした。

ここが、ゲストの安田さんとディレクター陣が、大泉さんと鈴井さんを出迎えた自販機前。ええ、めちゃくちゃ雨ですね……。

洞爺湖で奇跡的な出会い!

猛烈な雨にちょっと心が挫けそうになりながら、洞爺湖へ向かいます。実は今回のロケ、基本的に1人で回っていたんですけど、なんとたまたま立ち寄ったセイコーマートで、関東からツーリングで来ていた友人と遭遇! 友人はレンタルバイクで回っていたので、たまたまライダーさんの顔をチラ見しなければ、まず気づけなかったんです。とまぁそんな本編とは全く関係のないプライベートな出来事をわざわざ記事に書いてしまうのは、数々の偶然に支えられてきた「水曜どうでしょう」の聖地巡りだから。

というわけで洞爺湖まで15分ほど、友人と一緒にマスツーリング! 「写真撮って!」とお願いして撮ってもらいました。そう、洞爺湖も立派な「水曜どうでしょう」の聖地なんです。本編で使われたのは多分ほんの2〜3秒程度?なのですが「212カントリーサインの旅」にて、不眠不休の旅にすっかり疲れてしまった4人は登別温泉で一泊したあと、この洞爺湖でモーターボート遊びに興じます。僕もボート乗りたかったのですが……天気が悪すぎました。

(水曜どうでしょうDVD第5弾「北海道212市町村カントリーサインの旅/宮崎リゾート満喫の旅/韓国食い道楽サイコロの旅」©北海道テレビ放送株式会社  https://www.htbshop.jp/htb/PG030ProductDtlPage.act?sItemNo=G00174)

番組内では湖の外観はなく、モーターボートの上から出演者の表情を映すのみでした。

友人と別れ、さらに南下します!

最終目的地はあのソフトクリーム屋さん

次に立ち寄ったのは、長万部にあるドライブインかなや。雨も止みました!!

ここはそう、やっぱり5周年記念特別企画「札幌〜博多 3夜連続深夜バスだけの旅」で中山峠の次に休憩したところ。番組では夜中の到着でしたが、アングルもほぼ同じ。雨で濡れた体をゆっくり癒したかったのですが、ええ、定休日でした……。大泉さんは雨男の他にも「行く店が定休日や臨時休業などで入れない」という病気を持っており、「おにぎりあたためますか」という全国を巡るグルメ番組ではよくそれをネタにいじられているので、これももう「水曜どうでしょう」聖地巡りとしてはアリ、だと割り切って考え、先を急ぎます。

そう、この旅の最終目的地は、ここ。函館にあるコーヒールームきくちさん。ちなみに函館に一泊して、翌日早朝の取材です。今日は最高の晴天!

ここはもう「水曜どうでしょう」ファンならお馴染みですね! 北海道から鹿児島まで日本列島を縦断しながら、通過した県すべてで甘いもの早食い対決をして領土の広さを競い合う企画「対決列島」に北海道を代表して選ばれたのが、このお店のソフトクリームです。

(水曜どうでしょうDVD第23弾「対決列島~甘いもの国盗り物語~」©北海道テレビ放送株式会社  https://www.htbshop.jp/htb/PG030ProductDtlPage.act?sItemNo=G00602)

放送当時から建物の外観は変わっていませんでしたが、アイスクリームのお値段は少し上がってました(当時各200円に対し、現在各270円)。

味はモカ、バニラ、ミックスの3種類。番組では鈴井さんと藤村ディレクターが対決。大泉さんが鈴井さん側、安田さんが藤村ディレクター側となって、ソフトクリームを1本ずつ買いに行き、近くの河原で待つ2人に届けるという設定。途中でアクシデントを起こす天才・安田さんがソフトクリームをコーンから落とす、というハプニングがあり、鈴木・大泉ペアが勝利を収める伝説の回です。

こちらがその河原。お店からほんとにすぐ近くにありました。もちろん僕もここで食べようとソフトクリームを購入してこの場所へ来て撮影。

(水曜どうでしょうDVD第23弾「対決列島~甘いもの国盗り物語~」©北海道テレビ放送株式会社  https://www.htbshop.jp/htb/PG030ProductDtlPage.act?sItemNo=G00602)

番組放送当時とほとんど変わらないですね。

選んだのはミックス。しかし、この直後、悲劇は起こります……。

一口も食べてないのに……!!!

最後にしっかり「聖地巡礼らしい」オチまで。もちろんこれもヤラセではありません……落としたソフトクリームを片付け、もう一個新しいのを購入して、美味しくいただきました。

というわけで札幌〜函館「水曜どうでしょう」聖地巡礼ツーリング、いかがでしたでしょうか? 実は番組ディレクターの嬉野さんや、noちゃんの中身こと、音尾さんなど、バイク乗りも多いこの番組。大泉さんの「一生どうでしょうします」という名言通り、現在でも不定期で続いているんです。僕ももう「どうでしょう」無しでは生きられないので、一生どうでしょう見続けたいと思っています。

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アニマルハウス

世界でも稀な「オフロードバイクで生きていく」会社アニマルハウス。林道ツーリング、モトクロス、エンデューロ、ラリー、みんな大好物です。

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