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モトクロスは絆。44キッズクロス注目ライダー「スーパー松本ブラザーズ」

世界に羽ばたくキッズライダーを育てるため。全日本モトクロスIAライダー小島庸平選手が、ダートフリークと手を組み始めた中部地方を中心としたキッズモトクロス選手権『44KIDSCROSS(フォーティーフォーキッズクロス)』。多くのキッズライダーが参戦する中で、華麗な走りを見せるのが松本剛選手(8歳)と剣選手(6歳)です。

剛選手はダートフリークのサポートライダーであり、そのクールかつスタイリッシュなライディングスタイルには多くの反響が集まっています。今回、RIDE-HACKでは松本兄弟に注目。松本家とってのモトクロスとは?今後の目標は?インタビューです!

きっかけはバイク好きの父

子供が始めるスポーツとして野球やサッカーなど様々なスポーツがある中で、松本家がモトクロスを始めるきっかけとなったのが、バイク好きのお父さん。「お父さんがバイクに乗りたかったこともあって、子供に始めさせました。最初は週に1回とか、乗る回数も少なかったんですけど、徐々に子供たちが楽しいと言って毎週末乗りに行くようになって。気づいたらバイク漬けの日々ですよ(笑)」とお母さん。

兄弟揃ってモトクロスを楽しんでいますが、その好みはそれぞれ。兄の剛選手はレースが好きでモトクロスの速さに魅力を感じているそう。44キッズクロス第2戦では、65ccのトップクラス「スーパー65」に出場し、惜しくも2位。レースを重ねる毎にトップとの差を詰めていた剛選手からは、スピードに加え勝利に対するこだわりも感じられました。

一方、弟の剣選手はフリースタイルが好きだとか。50ccに乗りながら、テーブルトップでバイクを捻ったり、バイクを自由に操る楽しさに興味があるそう。親御さんはそれぞれの好みを尊重し、家族全員が好きなように楽しんでいる姿勢が印象的でした。

主導権は子ども自身

レースでも一目置かれる2人の速さや華麗なライディングはどのような指導をもって生まれたのか。聞いてみると「基本的に子供の好きなようにやらせています」と2人の意志を尊重した育て方をしているとのこと。

「子供たちは、家ではずっとバイクの動画を見ていて、毎日家のどこかからバイクのエンジン音が聞こえてきます(笑)携帯で撮った自分の走りの動画を見たり、今回のレース(44キッズクロス第2戦)に向けては、慶剛さんのYouTubeで中部選手権の動画を見て、やる気を上げていました」と、自由にさせているからこそ、自発的にモトクロスへの興味や熱意を深める2人。

憧れの選手を聞くと、全日本モトクロス選手権でIA1クラスを走る内田篤基選手とのこと。一緒に練習をすることもあるそうで、同年代のライダーに加え、IA1ライダーや動画、多方面から刺激を受けて今のライディングが確立されてきたと感じられます。

モトクロスが家族の絆を深める

モトクロスでは多くの場合、チームに入っているライダーも移動から練習、レースまで全てを親がサポート。松本家にとってモトクロスとは?

「モトクロスは一言で表すと。モトクロスを始めたことで家族全員で一緒にいる時間が増えて、家族の絆が深まりました。特にお父さんは元々あまり家にいない人だったんですけど、モトクロスを始めてからはずっと家にいて...ちゃんと仕事してる?(笑)」と、お母さんが心配するほどお父さんもモトクロスに夢中だそう。

また、「もともと兄の剛は泣き虫でしょっちゅう泣いていたんですけど、モトクロスを始めてからは強くなりましたね。特にレースで負けて泣いてを繰り返して、今ではだいぶ泣かなくなりました。今回は2位が悔しくて泣いちゃってたけどね」とモトクロスを通して子供の成長を感じる場面も。

サッカーや野球などはクラブチームに預け、練習の間親子別々に過ごすこともありますが、モトクロスは家族で取り組むという点で必然的に家族の時間が増えます。子供とともに親も切磋琢磨するからこそ分かち合える熱量。これがモトクロスの魅力であり、松本家を繋ぐ絆になっているのかもしれません。

今後について、剛選手はアメリカに憧れをもっている様子。お父さんは「とりあえず、今年の全国大会制覇を目標にしています。その後のことは、全国大会で優勝してからですね」と堅実に将来を見据えていました。

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アニマルハウス

世界でも稀な「オフロードバイクで生きていく」会社アニマルハウス。林道ツーリング、モトクロス、エンデューロ、ラリー、みんな大好物です。

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