以下はOFF1.JPより転載
柏は、元来オフロードバイクの聖地であったことをご存じだろうか。近年まで、すぐそばの印西市に秀逸なコース「凸凹ランド」があり、少し足を伸ばせば成田モトクロスパーク。さらに昔に遡ると利根川、そしてその支川の運河付近には、数え切れないほどの野良コースが存在していた時代があった。昔を思い出し、東京西部に住むるライダーも、「よく柏まで遠征に行ったものだ。特にサンドのコースは素晴らしかった」と教えてくれた。
その柏に…先日おとどけした、関東在住の人へのビッグニュース、ライコランド柏でのオフロードコーナーがいよいよオープン。早速初日のオープン時間10:00にお邪魔させていただいた。
元々が巨大なライコランド柏の入り口を開けると…
最大級の言葉に胸が踊る。あああ…物欲が張り裂けそうである。入っては…ならない気がする…。
こちらがコーナーの入り口。あの「足長」セローがお出迎えしてくれる。このコーナーは、あのダートフリークがプロデュースしているだけあって、同社旗艦ショップ「ダートバイクプラス」に来たような品揃え。聖地にふさわしい充実ぶりだ。
はっきりいって、生半可な気持ちで行ってはならない。この先にあるのは、あなたを誘惑するすさまじい物量のオフロード用品である。
まずはユニットブランドのコーナー。マニアックなツール群がならぶが、全ラインナップがここに揃っているという。だから、いつでもムースチェンジャーを買えるし、いつでもスタートゲートを調達できちゃうのだ。
普段なら、そこまでつっこんだ買い物をしたくはないのに、どうしてかスタートゲートまで欲しくなってしまう。とても危険なコーナーである。
DRCコーナーも、半端じゃない。だーっと並ぶスプロケットは
ありとあらゆるニーズに応える同社らしく、いつでもKDX125や、TC85などの稀少なラインナップも取りそろえる。
コーステープがなくなったら、ここに来よう(笑)。
DRCが得意としている、サスペンション関係のスペシャルツールも、色別に揃う充実ぶり。いや、そこまで普段メンテナンスしてないのに、どうしてだろう…物欲を止められない。
危険だ…マニアックなあなたの車種も、ここにはしっかりパーツが揃っているからだ。
ウエアもずらずらーっとFOX、SHIFTは全商品を並べているし、アルパインスターズも入荷済み。特に、最近のウエアは触らないとどういうボディを使っているのかいまいちわからない。高機能だからこそ、手触りや縫製をみてもらいたいと常々思う。ライコ柏では、フィッティングして確かめられるから、サイジングもカンペキだ。
気になるウエアがあったら、上述した小林さんにフィッティングを見てもらうのもいい。カッコイイ着こなしのアドバイスをくれるはず。
ヘルメットは、もはや日本とは思えないほどの充実ぶり。まずは、先日紹介したばかりのFOX Vシリーズに…
話題のBELLはマグラレプリカや、アドベンチャーヘルメットまで。
定番のアライ、ショーエイもばっちり全色カバー済み。
ゴーグルだって選び放題だし…
美しい…ブーツのラインナップ。
当然プロテクターにも、余念が無い。
トレールユーザー、アドベンチャーユーザー向けのウエア類も、しっかり揃っている。
キッズ用品の充実ぶり。大人の場合は、なんとなくサイズは把握しているから、通販でもそこまで抵抗はないのだけれど、キッズの場合はまったくわからない。だから、実際に試してみたいと常々思うんだが、オフロード用品の中でもさらにニッチな分野だけに、まず一般用品店でお目にかかることはない。だけど、ここなら選び放題だ。
ブーツだってジュニアサイズを取りそろえている。
注意しなければいけないのは、年頃のお子さんをヨツバモト付近に近づけないことだ。とてつもない魅力で、子供達を誘惑し、おかしやおもちゃどころではない「買って、買って!」攻撃に悩まされることになる。恐ろしいことに、このライコランドはヨツバモト取扱店だから、この場で買えてしまうのだ。あなおそろしや。素晴らしすぎる親子バイクライフがその先にあることにも、警鐘をならしておこう。
グランドオープンに際して、アウトレットのプライスもとても物欲をそそる。
はちきれんばかりにぶら下がった、禁断の果実のようだ。
なになに。38%ダウンで、3080円? うーむ…
そのほか、ライコランドならではのタイヤ交換サービスなども充実。オフロードバイクに関することなら、ここでなんでも揃ってしまう。
僕は、海外出張に行く時、かなり多くの確率でオフロードバイク用品店を探す。有名なところで、カリフォルニアにあるチャパラルは群を抜いてとんでもなく巨大なんだけど、実はそのほかはあまり大きいものがない。ここライコランド柏のオフロード用品コーナーは、なんとその広さ50坪。はっきりいって、世界でも有数な広さだと言ってもいいんじゃないか。
じっくりみて、ウエアを試したりしたら、たぶん1日なんてあっという間だ。圧倒的な物量に、おののいていただきたい。
〒277-0922 千葉県柏市大島田394